【里海・里山社員遠足】王越の体験ツアーへご参加いただきました

 11月4日土曜日 富士ゼロックス四国あいさとくらぶの方々が里海・里山社員遠足にご参加いただきました。
王越の自然の中で里海や里山の良さを体験してもらいながらゆっくりと過ごす社員遠足。
丁度”高松のショッピングセンターでイノシシが大暴れ!!″のニュースが報じられた後であったのでイノシシに関する問題や興味がある中の実施となりました。


里海・里山社員遠足集合写真


オリエンテーション 動物の足跡を見てみよう


里山の中へ入ってみよう


オリエンテーションでスケジュールを聞いた後は、王越の猟師さんに案内をしてもらいながらイノシシ害についての話を聞いたり、イノシシの足跡やみかんを食べた痕跡が残る場所の説明を聞いたりしながらどんどん里山の奥へ入って行きました。


イノシシの罠の仕掛け方


イノシシの罠の仕掛け方実演


罠につかまっていたイノシシ


見学の途中では、イノシシの罠の仕掛け方や工夫、罠が作動する実演を含めながら話がありました。参加者は、目にすることの無い罠や罠を仕掛ける場所や隠し方など興味津津で聞いていました。
また、罠にかかったイノシシを見ることができ、はじめて見る姿に驚いている様子でした。


美味しいミカンの選び方


親子でミカン収穫


ミカン収穫の様子


この他、山の斜面を利用して作られているミカン畑では、おいしいみかんの選び方や収穫の方法を聞いた後に収穫したり試食したりしました。自分で選んで収穫して、その場で食べるみかんの味は格別のようで、子どもたちからも笑顔があふれていました。


大好評!!イノシシ肉のBBQ


ランチで笑顔


親子で和やかな時間


体験ツアーでは人気となっている″イノシシBBQと鯛めし″身体を動かしてお腹が減ったのもあり、皆さんおかわりをして食べていました。

気軽に体験!身近な里海・里山で過ごす社員遠足!!はいかがでしょうか?
 ⇒ 社員遠足ページ


香川県職員研修 里海体験ツアーを実施させていただきました。

磯観察の説明


10月31日、11月1日 香川県庁職員を対象とした職員研修のお手伝いをかがわガイド協会のメンバーで行いました。2日間で入庁5年目の職員約100人の方々とご一緒させていただきました。
この研修内で担当をさせていただいたのは、磯観察とビーチクリーンアップです。
研修課題である「里山・里海に課題について考えたり、地域づくりへの提言について考えたり」する中で体験を通して感じてもらう内容になりました。


磯観察の様子


こんな所にかくれている!!


磯の生き物


磯観察では、石をめくったり岩の隙間をのぞいたりしながら磯に棲む生き物を探して観察しました。
参加者からは「見つけ方が分かると楽しい。」「身近にある磯ですが、予想していた以上に生物の種類が多いのに驚いた。」などの声がありました。
生き物の種類によっては海に近い場所を好むもの、海から離れた場所を好むものがいること、水質によって生息する生き物が変わることなど、生き物の目線で海の環境にふれられたように感じます。


クリーンアップの様子


ICCで漂着ごみを調査


回収した漂着ごみ


海ごみの話


ビーチクリーンアップはICC(国際海岸クリーンアップ)手法を用いてどのような漂着ごみが多いのかを45項目の分類で調べながら行いました。
調査結果は、どのグループでもペットボトルやプラスチックの破片、ビニルシートの破片などが多くあったようです。
活動の最後には、海ごみがどこから流れてきてどこへ流れていくのか?また、そのごみによって困っているのは誰なのか?を考え学ぶ時間もあり、瀬戸内海から流出したごみが外洋に棲む生き物へ悪影響を及ぼしていることに驚いている参加者もいました。


イノシシ肉のBBQ


里山・里海ランチ


昼食時には青空の下でイノシシBBQと鯛めしを参加者全員一緒にいただきました。
はじめてイノシシを食べる人は、その味を心配していましたが予想以上に美味しくおかわりをして食べていました。


企業向け里海づくりセミナーへ参加協力

磯観察の様子


10月30日月曜日 香川県が主催する「企業向け里海づくりセミナー」へ参加協力させていただきました。
このセミナーは、環境保全やCSRに興味を持つ企業の方々を対象として、里海づくりや海・山・里の環境保全について体験をしながら学ぶ内容になっており、7社の参加がありました。
かがわガイド協会(KGA)でお手伝いさせてもらったのは、磯観察とビーチクリーンアップ&ビーチコーミングです。


磯観察の説明


磯の生き物を説明


まず、磯観察では、参加者にとって慣れない磯での活動であったため、最初は生き物を見つけるのに苦労している感じがしましたが、見つけ方のコツや観察のコツについて説明を聞いた後は徐々に見つかるようになり、見つけた生き物を真剣に採取していました。
磯観察では想像以上に多くの生き物がいたことに参加者は驚いていました。


ビーチコーミング&ビーチクリーンの説明


ビーチクリーンをしながら調査


次に2つ目の活動となるビーチクリーンアップ&ビーチコーミング。
クリーンアップではICC(国際的な海ごみの調査手法)の45項目に分類されたごみの個数をチエックしながら活動を行いました。参加者は破片化されたプラスチックやどのようなごみが多いかに気がついていた様子でした。


海ごみ問題のお話


海ごみ問題についてのお話。参加者は、瀬戸内海から遠い太平洋までごみが流出していることや、そこに棲む生き物が誤食やからまりの問題で命を落としている話に驚いていた様子です。
また、これらのごみの発生源や問題に対して我々に何が出来るか考えて発表する時間があり、「クリーンンアップへ参加したい」「活動をまわりに知らせたい」などの意見がありました。


イノシシBBQ

里山・里海ランチの様子

活動の後には、王越の猟師さんがとったイノシシを使ったバーベキューと鯛めし(プラス採取した貝類の塩茹で)の里山・里海ランチタイムです。
地元の方々とガイドと半日の活動を振り返りながらワイワイと笑顔がある中ランチをすることができました。


国立公園ウォークのお手伝いをしてきました

ビーチコーミングスタート


活動の様子


10月7日土曜日に観音寺・三豊市で行われた「国立公園ウォーク」~有明浜の景観と自然~(香川県主催)のお手伝いをかがわガイド協会メンバー4人で行いました。
担当させていただいたのは、国立公園ウォークの後半活動で観音寺ファミリーキャンプ場から琴弾公園の約2kmの有明浜を歩きながらビーチコーミング(お宝さがし)&ビーチクリーンアップです。
約100名の参加者は、4グループに分かれて活動の楽しみ方や留意点について説明を聞いた後、活動をスタートしました。


小さなごみまで回収していただいています


ごみ袋いっぱい!!


重たいけど頑張ってます


台風18号の影響もあり、浜辺には非常に多くのごみが漂着していました。目立つごみだけでなく、小さなごみも熱心に回収してもらいました。



ごみの中で多かったのはプラスチック製品やレジ袋、カキ養殖で使われているまめ管やカキパイプ。浜辺の半分も歩けば、袋いっぱいにまめ管やカキパイプを集めている参加者もいました。


回収したごみ


参加者の皆さんが熱心に回収をしてもらったおかげで予想以上に多くの漂着ごみが回収できました。
また、お宝探しでは貝殻やウニ殻を拾ったり、流木を拾ったりして喜んで持って帰っている参加者もいました。


四国新聞 朝刊紙面(2017年10月8日)


体験型のツアープログラム開発実施します


かがわガイド協会では自治体さま、観光協会さま等を対象に地元の魅力が詰まった体験型のツアープログラム開発を実施しています。香川県内では坂出市王越地区で数年にわたって多くのアクティビティ、プログラムメニューを開発し、四季にわたって様々な体験ができるフィールドになりました。他の地区でも開発していますが、最近では徳島県内の自治体さまからもご要望いただき実施しています。

プロガイド養成講座でも一番重点を置いていますが、アクティビティ開発、ツアープログラムの開発はほんと時間もかかるしスキルが試されることです。ただ、とにかく完成させて、その後改善を重ねていけば、そのエリアにとってまさに「資産」が一個増えたということになります。

ご連絡いただくのは、過疎化が進んでいるエリアだったり、これという観光地がなくって困っているという相談だったり。民泊は登録したけど、特に何かあるわけでもなく、周遊的な起点にならないだとか。


私たちの方式は、必ずプログラム全般を中心で運営する「ガイド」が開発も主体になります。まずはフィールド調査になりますが、エリアの地図を広げて、地元からの要望だけでなく、様々な情報をヒアリングします。続いて実際にフィールドに出向いて、気になったところを調査して回ります。ここを複数のガイドで実施するとアイデアラッシュ状態になって、後々、様々なアクティビティの種になることもあります。また、ツアー参加者の満足度を高めるには、地元の方々との交流も重要なので、開発するガイド自身が地元の方々と懇親会などで交流することも重要視しています。リラックスしてその場所の未来や想い出を語ってもらう中に、またアイデアが生まれたりします。そうしてそのエリア特有の魅力を理解していくわけです。


調査が終われば、いよいよ開発フェーズに入ります。対象者や具体的な場所、実施する季節などを踏まえアクティビティ、ツアープログラムを開発して行きます。ここも複数のガイドで実施することで完成度を高めます。ガイドどうしで意見が違うことも多いですが、リスペクトしている関係ができていれば大丈夫です。ガイド自身が参加者の気持ちになって、「これって面白いかな?それだけの金払って満足度あるかな?」という視点で検証を継続します。必須のチェックポイントなどもありますが、何より経験がものを言うところですね。

開発が終わればモニターツアーを実施します。あとは反省点踏まえ改善を重ねていくことです。

ツアー開発の大事な基準は、一般客狙いなのか、企業狙いなのか、いろいろ対象者はありますが、とにかく「ガイド」として採算があう内容にすることです。食べていけるということ。じゃないと、続きませんよね。仕事にできるレベルじゃないと。開発したツアーを僕らがメインガイドで実施することも可能ですが、僕たちも人数に限りありますので、その地元のガイドさんを増やしたいところです。

きちんと収入が得られるツアーを開発することは、交流人口を増やすだけでなく、ガイドとして雇用を生み、定住人口を増やすことに繋がります。専業はすぐには無理でも副業としてとか、複数の収入源を持つなどの生き方をしたい人には向いています。僕たちが開発するツアープログラムは大きな設備投資が必要じゃないことが多いので、スモールスタートにも最適です。

ただし、ガイドの品質は問われますので、あわせてガイド養成講座の受講などもお奨めします。

■ツアープログラム開発(10万円~)
 ご参考:50万円(税抜き)
 ・調査 2日
 ・ツアープログラム開発(2本) 2日
 ・ドキュメント納品
 ・モニターツアー実施

対象エリア、内容により金額は変わります。ご要望にできるだけそいますので、まずはお気軽にご相談ください。