海ごみジュニアリーダー養成キャンプin女木島【2日目】
爽やかな朝のスタート

2日目も最高の秋晴れ。心地よい朝日に照らされて目を覚ます、合宿ならではの爽やかな朝を迎えた高校生たち。
朝の散歩に出かけた学生たちは、海岸で地元の地域の方々がビーチクリーンをしている姿を発見!自分たちから声をかけ、飛び入りで清掃活動に参加させていただく一幕もありました。自分たちの「地域と海」のために行動する地域の方の姿に触れ、朝から心温まる貴重な交流となりました。
おいしい朝食でしっかりエネルギーを補給し、いよいよ2日目の本格的な学びがスタートします。
「大きいうちに拾う大切さ」を実感。マイクロプラスチック調査


午前中のテーマは、世界的な課題となっている「マイクロプラスチック」についてです。
まずは講義で定義や発生のメカニズムを学んだ後、実際の砂浜から採取したサンプルを使って調査方法を実践。5ミリ以下と定義される微細なマイクロプラスチックを、種類ごとに分類していく作業に挑戦しました。
集中して砂と選別作業に「にらめっこ」をする高校生たち。微細になればなるほど、回収や分類は一気に難しくなります。「海ごみは、小さくなる前(大きいうち)に回収することがいかに重要か」を、身をもって実感する学びの時間となりました。
さらに、製品の原料など「最初から小さく作られたプラスチック(一次マイクロプラスチック)」の存在も知り、発生や流出をそもそも抑える工夫や、その事実を広く知ることの大切さにも気づくきっかけとなりました。
高校生の発想が光る「海ごみイベント企画」


知識を深めた後は、4つのチームに分かれてのグループワークです。
「自分たちだったら、どんな海ごみイベントを企画するか?」というテーマでアイデアを出し合い、プレゼンテーションを行いました。
ランチタイム

お昼ごはんは、合宿の定番・具だくさんカレー!
午前中の集中したワークを終え、同じ目標を持つ仲間たちと囲むカレーは格別の味。リラックスした雰囲気の中で会話も弾みます。午後からの発表に備えて英気を養います。
いよいよ発表タイム
午後は、企画の発表からスタート。各チームからは、高校生らしい柔軟でユニークな発想や、最新技術を取り入れた企画が次々と飛び出しました。大人から見ても「少し手を加えたらそのまま実現できそう!」と感心するほど。
互いの発表を聞き合うことで、「そんな視点があったのか!」と新しい気づきや発見を得ることができ、「仲間同士で学び合う」という合宿ならではのシナジーが生まれていました。

「参加者目線」から「スタッフ目線」へ。実践的な安全管理を学ぶ


午後は、イベント運営において最も重要な「安全管理」についての講義です。当協会の松野より、現場でのリスクマネジメントや安全対策の考え方を分かりやすくレクチャーしました。
1日目に自分たちが行った海岸調査を振り返り、「実はどんな場所に危険が潜んでいたか」「参加者を守るために何に気をつけるべきか」を具体的に洗い出していきます。
昨日までは「楽しむ参加者」だった高校生たちが、「安全を守るスタッフ」の視点へと切り替わった瞬間でした。 自分たちが考えたイベント企画にもリスク管理の視点を組み込むことで、「これから現場を引っ張るジュニアリーダーになる」という主体性と自覚が一気に芽生えました。

キャンプの締めくくり。修了証の授与と次への一歩

2日間の濃密なプログラムも、いよいよフィナーレです。 全員で2日間の気づきや成長を振り返った後、参加者一人ひとりに「かがわ海ごみジュニアリーダー養成キャンプ修了証」を手渡しいたしました。
講義をただ受けるだけでなく、現場で見て、触れて、自ら考え、発表し抜いた12名。 晴れて「ジュニアリーダー」として歩み出した高校生たちは、スタート時よりもどこかたくましく、誇らしい表情に満ちあふれていました。

これから彼らは、実際の海ごみ削減の現場やイベントなどで、私たちと共に活動してくれる心強い仲間(リーダー)となります。 未来の瀬戸内海を守る若きリーダーたちの今後の活躍に、ぜひご期待ください!
ご協力いただいた皆様、関係者の皆様、誠にありがとうございました。